GLFF in Shiga 実行委員メンバー
実行委員長 志智亮哉
自然なものを求め、土本来の力だけで作る作物は体に良くて、清らかで、格別に美味しい。しかし、農家さんたちにとって、大きな問題がありました。それは消費者の意識です。これらの作物は農薬や肥料を使わない分、手間暇かけて育てているため、どうしても値段が高く、形が悪いと言われ、買ってもらえない現実を知りました。当時の私はショックを受け、この現実を何とか変えたいと思いました。
私は、幼い頃から毎日無肥料・無農薬のお茶、お米、野菜が食卓に並ぶ家庭で育ちました。中学一年生の時、「毎日食べているこの安全で美味しい作物は、どのように作られているのか」ということに興味を持ち、親の知り合いの自然農法農家さんの圃場へ、お手伝いに行くようになりました。
この経験から、食や環境問題に興味を持ち、圃場へ何度も足を運び、家でも畑を始め、体に良いものを発信する活動を始めました。
この Green Life Food Festa in Shiga は、テーマが「”Be Natural” ~明日の“食べる”を考えよう~」とある通り、現代に溢れる不自然な食生活を改め、自然で清らかな、体に良いものを求める人を増やすためのイベントです。日々口にしたものが体を作るという意識を持ち、明日の「食べる」をみなさん一緒に考えましょう。
【プロフィール】
・1997年生まれ
・大谷大学国際文化学科 在学
–中学生時代
・毎年夏休みに学生が農業を体験するイベントを実施
–高校生時代
・高校3年生の時、サティシュ・クマールさんの講演会を企画
–大学生時代
・WCO関西と出会い、活動サポート
・毎月地域のゴミ拾いボランティアを実施
・ネパールへ行きボランティアで小学校の増築手伝い
・地域の青年で大豆を作り、その大豆で味噌作り体験実施
など…
岸田雄希
私はWCOでの活動を通して、今の”食”の現状を知りました。それは、遺伝子組み換え作物や添加物食品の人体に与える影響です。これらにより、アレルギーや喘息、自閉症の子どもが増えていることを知り、清らかなもの、自然なものが、本当に今の社会に求められていると感じました。
日本の消費者は「国産=安全」という錯覚があったり、スーパーなどでも出来るだけ安いものを求めようとしたり、なかなか自然で価値のあるものが普及しません。このような現状を変えたいと思い、このイベントを企画しています。
1人でも多くの人が、「Be Natural」という意識を持ち、明日の”食べる”を少しでも考えるきっかけになれば良いなと思います!
【プロフィール】
・1998年生まれ
・関西大学 文学部 在学
・学生団体 WCO関西 代表
・大学1年次に、学生団体WCOと出会いメンバーとして活動を始める。
・「持続可能な社会」を目指して、多くの団体、個人と協力し活動。
・無肥料、無農薬の野菜作りや、マルシェでの販売、ゴミ拾いなどのボランティア活動を定期的に行う。
藤井 かおり
食べることやお菓子を作ることが好きで美味しくて体にいいものをたくさんの人に食べてほしいなと思っていました。大学生になり学生団体WCOと出会い、現代の食がどれだけ歪んでいるものか知りたくさんの人に伝えていきたいと思い、食のことを深く学べる農学部に転学しました。
今学んでいることと自分が実際に感じていることを同世代の人たちに伝えていきたいと思います。
今回のイベントを通じて若い世代の人たちが食のことを身近に感じ明日からなにか変えてみようと思えるようなイベントになればいいなと考えています。
【プロフィール】
1998年生まれ
龍谷大学農学部在籍
学生団体 WCO関西 副代表
2018の8月にアフリカ ザンビアで行われた農業支援プロジェクトに参加
谷口 莉奈
世界各国では、身体に有害な農薬の使用に対して規制が厳しくなる一方で、日本では規制が緩和される傾向にあるという現状を知りました。日本のものだからといって安心・安全ではないという事実に衝撃を受けました。また、コンビニ・スーパー等で気軽に買える物には添加物がたくさん入っていて、身体にどれだけの害を与えているかと考えただけでも、とても怖いなあと思いました。将来ある若者が農薬などの影響により様々な病気にかかっている現状を少しでも良くしていきたいです!!このGreen Life Food Feastで自分たちの身体の健康に気を使い、食べるものを変えようというきっかけになればいいなあと思っております。
【プロフィール】
1998年生まれ
四天王寺大学教育学部 在学